JA北信州みゆきスモモ部会は、JAの南部支所で生産販売反省会を開いた。部会員やJA役職員、取引先市場の担当者ら45人が出席。2015年度の同部会の販売額が過去最高となったことを確認した。
15年度は、日本スモモの販売金額9853万円とプルーン1588万円で部会の販売額は全体で1億1441万円となった。前年比14%増。過去最高の販売額だった昨年度をさらに上回った。
出荷量はほぼ前年並みだったが単価が良かった。他産地が高温で品質ロスが多発したため、市場入荷が減ったことや、生育の前進化により先行産地とのリレー販売がスムーズにいったことなどが要因とみられる。
日本スモモの主力品種「大石早生」は今年度から、1キロパックの販売規格を大型店で実施し、小玉(Sサイズ)を有利販売につなげたほか、休対出荷対応などで価格の急落を防いだ。
今年度を振り返り、藤田清隆部会長は「来年は、日本スモモだけで1億円を達成できるよう取り組みたい」と語った。