長野県のJAちくまは一支所一協同活動の一環で、「ぶどう祭り」を八幡支所と坂城支所で開いた。「巨峰」をはじめ「ナガノパープル」や「シャインマスカット」「シナノスマイル」「クーインニーナ」などを量り売りし、開始から多くの人が集まった。年々来場者が増え、販売額は2会場合わせて650万円「前年比14%増)を超えた。
両支所のある地区はブドウなど果樹栽培が盛ん。会場では全品種で試食を用意した。坂城支所では10品種、八幡支所では「コトピー」や「雄宝」「マリオ」「昭平紅」が初登場するなど、25品種を取りそろえた。
JAの松﨑一男組合長は「祭りは生産者・消費者・JAの交流の場。収穫の喜びを共有し、地域の活性化と生産意欲の向上にもつなげたい」と話した。