須坂市の農家が先生役となり、子どもたちに農業を教える信州すざか農業小学校豊丘校は、ダイコンと野沢菜の種まきとハクサイ苗の植え付けをした。
児童らはくわを使って畑を耕し、目印の付いた棒に沿って等間隔に種をまいた。ハクサイの苗を植える際は、傷付けないようにポットの後ろから土ごと押し出して取り出す方法を学んだ。
同校の小林道男校長から「土がかかると苗が枯れてしまう」と教わった児童らは、水やりと一緒に苗の土を流した。今回植えたハクサイは60~120日で収穫できるという。
児童らは畑に出たばかりのころ、大きくて重いくわを上手に使うことができなかったが、次第に上手に扱えるようになった。参加した児童は「小さい種から野菜ができるのが不思議。収穫が楽しみ」と感想を話した。