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米乾燥調製技術磨こう | 県内JAの話題 | JA長野県グループ「農」のポータルサイト いいJAん!信州

作成者: Admin|Sep 2, 2015 3:00:00 PM
JA本所で開かれた講習会で説明をする普及センターの藤沢主査(左)と参加した生産者ら

JA北信州みゆきは、もみすり技術の高位平準化を目指し、米の乾燥調製作業に従事する生産者向けに技術者講習会を開いた。飯山市のJA本所に管内や近隣JAの組合員約140人が集まり、適期収穫と乾燥調製技術、自主統一規格と仕分検査などを学んだ。
良食味や保存性、精米時の砕米解消のため適切な玄米乾燥を指導。長野米自主統一規格14.5%の水分目標を確認し、乾燥調製を学んだ。
平年より生育のばらつきが大きく、刈り取り適期判定が難しいため、気温が平年並みに経過した場合と高温で経過した場合の「刈り取り予想」を示した。(株)イセキ農機が機械メンテナンスを説明し、事故予防と異物混入防止を呼び掛けた。
県北信農業改良普及センターの藤沢喜一主査は「刈り遅れによる胴割れ粒を防ぐため、成熟期の見極めと適期刈りが重要だ」、JAの高橋昌人営農指導員は「適期刈取りに努め、適切な乾燥調製で、より良い品質の新米を届けられるよう準備を進めたい」と話した。