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タマネギ種まき、JAが手ほどき | 県内JAの話題 | JA長野県グループ「農」のポータルサイト いいJAん!信州

作成者: Admin|Sep 28, 2015 3:00:00 PM
タマネギの種を一粒ずつ丁寧にまく児童

千曲市立五加小学校の3年生58人は、同校近くの約5アールの圃場(ほじょう)でタマネギの種まきを体験した。JAちくまの営農技術員からまき方を教わりながら、用意された「七宝甘70」の種を1センチ間隔で一粒ずつ丁寧にまいた。育った苗は、児童らが11月に別の約20アールの圃場に植え付け、来年6月に収穫する。
直径約2ミリの小さなタマネギの種を初めて見たという瀬在美月さん(8)は「種からもタマネギの匂いがして驚いた。こんなに小さな種から大きなタマネギになるので、とても不思議」と笑顔で話した。
種まき体験は、科野農業塾など地元農家らで組織する戸倉たまねぎ祭り実行委員会が主催し、2001年から始め、今年で15回目。児童らは、地域の特産であるタマネギ栽培を学ぼうと、社会科や総合学習の一環で種まきから収穫までを体験している。
同実行委員会委員長の宮入眞徳さん(69)は「体験を通して地域の特産を知ってもらい、子どもたちの心に少しでも残ってもらえれば」と話した。