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サンつがる初出荷 | 県内JAの話題 | JA長野県グループ「農」のポータルサイト いいJAん!信州

作成者: Admin|Jul 31, 2015 3:00:00 PM
初出荷を迎えたリンゴサンつがるの選果(7月31日、長野県坂城町で)

坂城町坂城にあるJAちくま果実流通センターで7月31日、早生種リンゴのサンつがるの出荷が始まった。昨年より7日早い出荷開始で、この日は約50ケース(1ケース10キロ)が県内市場に出荷された。出荷は8月下旬をピークに9月上旬まで、3万5000ケースを見込んでいる。
今年は春先から気温が高めで、生育が早めに推移した。梅雨明け前後から真夏日や猛暑日が続き熟度が進み、玉伸びも順調で上々の出来。今後も暑い気候が予想され、平年に比べ7日ほど早いスタートとなった。
JAりんご部会長の若林嘉夫さん(71)は「もう少し昼夜の寒暖差が出てくれば着色が良くなる。市場は品薄状態で早場産地の期待は大きい。今後の天候に注意しながら、多くの人に夏のリンゴを届けたい」と話す。同センターの砂田和男営農技術員は「猛暑が続き、一部で日焼けが見られるので注意を促したい。早場産地として、早期熟度確保などに努め農家手取りのアップに努める」と話した。
JA管内のリンゴ出荷は今後「秋映」「シナノスイート「シナノゴールド」「ふじ」と12月下旬まで続き、およそ24万ケースの出荷を計画している。