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上々の出来、5日早く出荷 | 県内JAの話題 | JA長野県グループ「農」のポータルサイト いいJAん!信州

作成者: Admin|Aug 27, 2015 3:00:00 PM
露地ブドウの出荷が始まり、出荷作業をする職員

JAちくま西部流通センターと果実流通センターで26日、露地栽培による「巨峰」と「ナガノパープル」の出荷が始まった。玉肥大は順調で、旧盆明けから朝晩の寒暖差があり着色も良好で食味も良い。平年と比べ5日早い出荷で、初日は1300ケース(1ケース4キロ)を関東、中京、関西方面の市場へ出荷した。
出荷を前に行われた目ぞろい会には、JAぶどう部会の役員やJA職員など15人が集まり、着色や房形、玉張りなどの選果基準を慎重に確認した。同部会の宮坂信勝副部会長は「今年は天候に恵まれ、どの品種も出来が良い。『ナガノパープル』の裂果対策として、かん水など栽培管理もしっかり行われた」と話した。
JAの露地ブドウの出荷は「巨峰」「ナガノパープル」を皮切りに9月1日に「シャインマスカット」がスタート予定。「ピオーネ」「シナノスマイル」などの各品種も熟度に応じて順次出荷される予定。ブドウの出荷は9月中旬頃をピークに10月下旬まで続き、全体で約26万ケースの出荷を見込む。