JA北信州みゆきが農業と食の大切さ、自然・文化の素晴らしさを子どもたちに伝えるあぐりスクールが今年度も開校した。今年で14期目で、小学3~6年生46人が入校した。13期までに967人が参加し、今回で1000人を超えた。
5月23日、JA本所で開校式を行った。児童代表の秋津小学校6年生の小林さくらさんは「あまり知らない農業のこと、地域の昔から伝わる伝統と文化、自然の美しい北信州をいっぱい知りたい」と抱負を述べた。1回目は野菜苗の植え付けや田植え、アスパラガスの収穫体験を行った。
今期は12月まで8回行う。野菜栽培、マリ共和国へ米を送る「国際協力田」の取り組み、北信州みゆきポークや菜の花みゆき卵の生産現場の見学などを予定。地域を流れる千曲川でのラフティングなど、楽しみながら学ぶカリキュラムが盛り込まれている。