JA北信州みゆきと同JA農政対策会議は、飯山市のJA本所でJA北信州みゆき農政大会を開いた＝写真。組合員とJA役職員ら約250人が集まり、「JA北信州みゆき地域農業を守る決議」「TPP（環太平洋連携協定）交渉に関する国会決議の実現に関する決議」を可決、国に要請した。
JAの櫻沢和美組合長は「2014年度の米価が下落、今年はさらに在庫が増えることが予想される。そのような中、農畜産物の輸入をさらに拡大させるようなことはしないよう要求し、国会決議の実現を求めていきたい」と訴え、出席した国会議員をはじめ長野県議会議員、JA管内の市村長らに要請書を手渡した。
みゆき米部会の斉藤秀樹副部会長は「米農家は厳しい状況下にある。TPP交渉では強い姿勢で挑んで、国会決議を守ったと言う結果がほしい。本日の決議を実行してもらいたい」と強く要望した。