JA長野厚生連篠ノ井総合病院は、病院南側に建設していた新本館棟が竣工(しゅんこう)し、運用を開始した。入院患者を移動し、このほど外来診療をスタート。また、新棟での外来診療に併せて歯科口腔(こうくう)外科を開設した。
木村薫院長は「関係者、地域の皆さまのご協力で今日を迎えることができた。今後も高度で特色ある医療を展開し、住民の皆さまの命と健康を守るため、今まで以上に頑張っていきたい」と意気込みを語った。
新しい病室に移動した患者からは「景色が良い部屋でうれしい」「部屋がとてもきれい」といった声が寄せられた。
新棟は、鉄筋コンクリート地下1階・地上6階建て、延べ床面積約3万平方メートル。1階は外来、救命センター、検査部門。2階は集中治療室や手術センター、外来の一部。3階は地域周産期母子医療センター。4階から6階は病棟で、屋上にはヘリポート、地価には免震装置を設置している。