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魅力いっぱい 女性大学-JA須高 | 県内JAの話題 | JA長野県グループ「農」のポータルサイト いいJAん!信州

作成者: Admin|May 19, 2015 3:00:00 PM

JA須高女性大学では、気軽な家庭菜園を始めるきっかけづくりとして、夏野菜のキュウリとトマトの苗を受講生25人に配布し、各自で育てるよう呼び掛けた。
今回、野菜苗を配布したのは、5月の講座での「家庭菜園の話」に基づいたもの。JA営農生活部農業振興課の齋藤隼也営農技術員が講師を務め、野菜の栽培方法について説明した。
講座では、キュウリやトマトは毎年同じ畑で作ると年々生育が悪くなり、収穫が減少する連作障害が発生しやすくなるため輪作を行うことや、野菜は土の中から栄養を取り込むため、土の構造が重要であるなど、基礎的な知識を習得した。
初めて栽培する受講生からは「苗の選び方やプランターでも栽培できるのか」といった質問や、栽培経験のある受講生からは、トマトの摘芯の方法など、日頃の悩みが上げられた。
同大学の事務局は「話を聞くだけでは、自ら家庭菜園を始めるところまでに至らないことが多く、農家でない受講生もいるため、この取り組みから食や農業に興味を持つ受講生が増えることを期待している」と話す。