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ブルーベリー 質重視 | 県内JAの話題 | JA長野県グループ「農」のポータルサイト いいJAん!信州

作成者: Admin|Mar 25, 2015 3:00:00 PM
総会に出席した部会員ら

JA北信州みゆきブルーベリー部会は今年度の総会で、2014年度に出荷したブルーベリーの販売額が、05年の部会発足以来で過去最高の3385万円に上ったと報告した。新潟県や関東、関西などの市場への販売時に、プラムなどの果実とセット販売を行い有利販売につなげ、前年比28%増と飛躍した。
長野県は、都道府県別のブルーベリー生産量が全国1位。その県内でもトップクラスの出荷量を誇る同部会には、個人と法人を合わせて106人が在籍する。
14年度は販売が好調だったものの、生産面では7月以降に連続的な降雨を受け、その後の気温と湿度の上昇で熟度が進んだ結果、加工販売が昨年より大幅に増えたことが課題に残った。
同部会は15年度、特に品質向上に重点を置いて生産販売に取り組む方針。選別の厳格化や講習会の開催、枝の間引きや切り戻しなどを行い、樹勢を維持し大粒生産につなげる。部会員の外谷典夫さんは「ブルーベリーは品質が一番大事。15年度は重要視して取り組む」と意欲を示した。