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地元産大豆と米で手前みそ造り | 県内JAの話題 | JA長野県グループ「農」のポータルサイト いいJAん!信州

作成者: Admin|Mar 20, 2015 3:00:00 PM
つぶした大豆に塩麹を混ぜ、煮汁で硬さを調節している様子

JA須高女性部は13日、5回目のカルチャー教室で、みそ造りを行った。女性部員17人が参加し、地元大豆と米を使って手前みそ造りに挑戦した=写真。
今回のみそ造りは、米の消費拡大と地産地消につなげようと企画したもの。大量の米を使用し、地元産の大豆や米を使うことで、安全・安心なみそが食べられることが最大の魅力。みそ造りの経験がある同部の村石豊子さんと、板倉房子さんが講師を務めた。
村石さんは「地元産の米で作った麹(こうじ)と、大豆を使うことに誇りを持っていただければうれしい。女性部で造ったみそはおいしい、と多くの人に伝えていってほしい」と述べた。
参加した部員は「初めて造ったがうまく仕込むことができた」「毎年同じ味にはならないので、食べるのが楽しみ」と話した。
仕込んだみそは各家庭に持ち帰り、温度差の少ない暗くて涼しい場所で保管し、夏を挟んで発酵と熟成が進む6、7ヵ月後に、手前みそとして食べ頃を迎える。