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お米日本一コン会長賞。減農薬、土づくり実践 | 県内JAの話題 | JA長野県グループ「農」のポータルサイト いいJAん!信州

作成者: Admin|Dec 29, 2014 3:00:00 PM
賞状を手にする佐藤代表

長野県飯山市木島地区の農事組合法人ファームステーション木島(佐藤嘉一代表)は、静岡県沼津市で開かれた「お米日本一コンテストinしずおか2014」で「実行委員会会長賞(特別最高金賞)」を受賞した。36都道府県から出品された46品種504点の最高位となった。
同法人は1996年に発足、99年に法人化。水稲を経営の中心に、育苗と作業受託を行っている。また、長野県伝統野菜「坂井芋」やエダマメ、加工野菜を取り入れている。JAと連携し、米の品質にこだわり、地域でもいち早く減農薬栽培を実践。土づくりの研究も続けている。
販売促進に余念がない。JAが95年から食味計を導入し、米のおいしさを伝えてきたが、伝わり難かった。そこで、米の販売に結び付けようと、米の食味を競う全国大会への出品を始め、数々の賞を受賞してきた。
同地域では、米の食味コンクールなどで多くの生産者が受賞している。佐藤代表は「みゆき米の価値が高まるような取り組みで、地域全体がおいしい米の産地だと伝わることが一番」と意欲を見せる。