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有害鳥獣対策を支援。緩衝帯で草刈り奉仕 | 県内JAの話題 | JA長野県グループ「農」のポータルサイト いいJAん!信州

作成者: Admin|Dec 2, 2014 3:00:00 PM
JA共済もアピール、雑木草を刈る職員

JA須高は、組合員との関係づくり強化を図る中で、地域の有害鳥獣対策を支援した。JA総務部が計画し、有志職員11人が、JA管内の小布施町雁田山に設置されている有害鳥獣の防護柵沿い300メートルの緩衝帯の草刈りボランティアに参加した。
緩衝帯整備は、町の農作物有害鳥獣駆除推進協議会と雁田有害鳥獣類防止対策組合が主催した。雁田山沿い約4キロの整備場所を毎年替え、8年前から取り組まれている。
作業は、山の麓から10メートルほどの雑木・草を刈り込む。見通しを利かせることで、獣の隠れ場所を奪い、田畑への侵入を防ぐことを目的としている。地元自治会の住民など総勢150人で2時間で作業は完了した。
事務局を担った同JA総務部総務人事課の小林芳則課長は「総務部職員は日頃から組合員、地域住民と直接接触する機会が少ない。今回は農作物を守る行動として職員が率先して参加した。JAは須坂市、小布施町、高山村の3行政にまたがるJAであり、情報を得ながら地域住民と触れ合う機会があれば今後も積極的に参加していきたい」と話した。