JA北信州みゆき女性部は、飯山市のJA本所で「わくわくみゆき野バイキング」と題した試食会を開いた。各地区の伝統野菜や旬の食材を使い、部員が支部ごとに創作料理を提案。各支部から計13品を用意し、部員ら約200人が、多彩な料理を味わった。レシピはJAの組合員向け広報誌「四季の彩」で毎月紹介される。
開催テーマは「北信州自然郷の食」。伝統野菜の坂井芋、常盤ごぼうを使った他、みゆきポークやエノキタケなどを使った料理の数々が並んだ。料理研究家の横山タカ子さんが「日本一の長寿ごはん」と題して講演した。加工品などを販売したフリーマーケットなども行われ、参加者は終日、食と農について真剣に向き合った。
開会に先立ち、JAの櫻沢和美組合長は「おいしい農産物を一番おいしく食べられるのが産地だ。農家が作った料理レシピには特別な価値があり、消費者に素晴らしいレシピを提供することができる」と話し、レシピの発信と地産地消の大切さを訴えた。