JAちくま戸倉支所五加青壮年部、女性部五加支部は、千曲市立五加小学校2年生57人とジャガイモの収穫体験を行った。12年目の活動で、収穫した芋は児童たちが味わう他、JAのイベントで児童たちが販売する。収益金は、学校の図書館の本の購入資金として使う。
芋は8月に児童たちが植え付けた。収穫を心待ちにしていた児童たちは次々と掘り起こし「頑張って掘ると、まだ大きなジャガイモがあるよ」などと歓声を上げた。
畑のジャガイモ「デジマ」は上々の出来で、約400キロを収穫した。多田美子教諭は「収益金でそろえるジャガイモ文庫は、子どもたちにとっても励みになる」と述べた。また、女性部の渡辺明子さん(70)は「子どもたちに収穫する喜びを感じてもらえた」と話した。
JAちくま祭は、15日にファーマーズマーケット パリオで開く。ジャガイモは1キロ100円で販売する。