須坂市の信州すざか農業小学校豊丘校の児童約50人は、稲刈りとはぜ掛けを行った。稲は6月に自らが植えたもの。児童、保護者、地元農家の「先生」ら120人が参加し、短時間で終わった。
場所は同校が運営する豊丘の田んぼ。小林道男校長から、米1粒は穂となり100粒も、実らせるまでになるなどとの話を聞いた。作業前に地元の須坂園芸高校の生徒から稲の持ち方や鎌の使い方を学んだ。
はぜ掛けは始まると、児童にとっては自分よりも背丈の高い棒に掛けなくてはならないので、一生懸命運んでは、保護者の大人に手渡した。脱穀は4日に、昔ながらの千歯こきなどを使って体験する。