長野市農業協同組合協議会やJAながの、JAグリーン長野、市農業委員会の4団体は、長野市に支援を要請した。内容は一部地区で発生した7月末から8月上旬の3日連続の降ひょうと、台風11号による被害対策について。樋口博副市長に要望書を手渡した。
JAグリーン長野の竹内守雄組合長とJAながのの宮澤清志専務、市農業委員会の小山英壽会長らが市役所を訪問。「果実全般へのひょう被害、台風による果実落果などの被害は甚大」と被害状況を報告した。
要請項目は(1)「農作物等災害緊急対策事業の実施」として助成措置と必要額の確保(2)「被災農業者向け経営支援対策」として被災農家の経営継続・安定を図るための経営支援措置(3)「農業共済の早期支払いの実施」として農業共済関連機関への要請―など3項目。
JAながの、グリーン長野管内では被災農家数述べ1310戸、被災面積は約98.1ヘクタールに上っている。出荷前の野菜や果実への傷や落果が発生した。