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菜種油 学校へ | 県内JAの話題 | JA長野県グループ「農」のポータルサイト いいJAん!信州

作成者: Admin|Jul 10, 2014 3:00:00 PM
菜の花畑で種取り作業に汗を流す参加者

長野県のJAあづみ管内の住民でつくる特定非営利活動法人(NPO法人)JAあづみくらいしの助け合いネットワークあんしんの一グループ、菜の花プロジェクト安曇野は、安曇野市豊科南穂高の15アールの畑で、種取り作業をした。
メンバー25人が厚い板の上に束を載せ、50センチの木の棒で種をたたき落とした。調製・乾燥してから、福島県内の搾油所で加工する。菜種油は毎年、JA管内の学校給食センターへ贈っている。
プロジェクトの細萱富子代表は「安全で安心な油を児童に食べてもらいたい。活動を広げるためにも、生産者を募集している」と呼び掛けた。
プロジェクトは、2004年から食用油を作っている。遊休農地で菜の花やヒマワリを育て、製造過程で出た油かすは、肥料として畑に戻す循環型農業を実践している。
菜種油(660ミリリットル)は1本1900円。毎週土曜日に、スイス村で開いている直売所「安曇野五づくり畑」で販売している。
畑では、7月上旬にヒマワリの苗を植え、9月上旬に種を収穫し、ひまわり油も作る。問い合わせはJAあづみくらいしの助け合いネットワークあんしん、(電)0263(71)2828。