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特産アンズをシロップ漬け | 県内JAの話題 | JA長野県グループ「農」のポータルサイト いいJAん!信州

作成者: Admin|Jul 8, 2014 3:00:00 PM
アンズのシロップ漬けを作る女性部員

長野県のJAちくま女性部は、千曲市のJA本所加工室で特産のアンズを使ったシロップ漬けを作った。今年は8日までの7日間で延べ70人が参加し、約680キロのアンズを使い、約1400本(1本1000ミリリットル)のシロップ漬けを作った。
初日は、同女性部戸倉支部の12人が参加。蒸し暑い加工室で汗だくになりながら、漬けこんだ。用意したアンズは「信山丸」。果肉がきめ細かく、色鮮やかでシロップ漬けに最適。熱湯消毒した瓶にアンズを山ほど詰め込み、シロップを流し込みふたをする。
手作りのシロップ漬けは、甘酸っぱいアンズ本来の味が楽しめる。県外の人などに贈ると喜ばれる。同支部の坂口千代子支部長は「昨年は凍霜害の影響で収量が少なく、シロップ漬けを作れなかった。今年はとても楽しみにしていた」と汗を拭った。
漬けてから3ヵ月以降から味がなじみ、食べ頃になる。冷やしてそのままデザートとして楽しめる他、ケーキの飾りや正月のおせち料理にも重宝。また、シロップ液をヨーグルトやゼリーに掛けるなど、旬が短いアンズを1年中楽しめる。