JAあづみとJA農政協議会は、安曇野市三郷の三郷農村環境改善センターで、農家組合長全体研修会を開いた。今年で9回目となる研修会には、農家組合長や総代会長、JA役職員ら約150人が参加。水田農業の今後と対策や、農業改革に向けた情勢と新たな農業・農村対策を学んだ。
農家組合は、集落の農業振興や組合員の暮らしの向上のための重要な組織で、JAは地域農業の現状や課題についての農家全体で共有するため、毎年研修会を行っている。
研修会では、JA長野県営農センターの高松春洋センター長が「農業改革に向けた情報と新たな農業・農村対策について」を講演した。今年度から始まった新たな農業・農村対策の内容を説明し、「集落営農の再構築など集落や地区を単位とした農業者による地域の合意形成組織づくりを進め、地域一体となった取り組みで、施策をフル活用してほしい」と話した。