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野菜・果実の旬到来−夏秋イチゴ、1億3000万円めざす | 県内JAの話題 | JA長野県グループ「農」のポータルサイト いいJAん!信州

作成者: Admin|Jul 3, 2014 3:00:00 PM
出荷規格などを確認する生産者

JAあづみ管内で今シーズンの夏秋イチゴの出荷がスタートした。通常のイチゴと違い、11月まで栽培できる「四季なり」の品種で、7月に出荷ピークを迎える。2004年度に栽培が始まり、JAは振興作物として夏秋いちご部会を発足するなどして生産拡大に取り組んでいる。
管内で生産される夏秋イチゴは県指定の品種「サマープリンセス」と北海道で開発された「すずあかね」の2品種。ともに酸味と甘味のバランスの良さが高く評価されている。新規就農者が多く、栽培面積が年々増えており、13年度は販売額が初めて1億円を突破。14年度は1億3000万円を目標としている。
同部会が安曇野市堀金のJAそ菜特産流通センターで開いた出荷目ぞろい会は、部会員やJA職員、市場関係者20人が参加。関西の市場から訪れた担当者が、等級や大きさなどの規格、市場の動向などについて説明した。堀井勇司部会長は「前年の売り上げを上回るようにしたい。みんなで質の高いイチゴを出荷したい」と話していた。