JA信州うえだ西部地区統括支所は、上田市大手の本所調理室で、JA信州うえだ「米粉」を使った料理講習会を開催した。これは、米粉をもっと身近に活用してもらおうと企画したもの。
さまざまな料理に活用できる同JA米粉は、同JA管内産のうるち米だけを製粉して作ったもの。米の消費拡大や地産地消の推進などを目指して、微細米粉用の製粉機を導入し独自に製粉している。
当日は同支所の生活指導担当者が講師となり、微細米粉の特徴を学びながら、キーマカレーとクリームコロッケを作った。また、キーマカレーと合わせるご飯には長野県オリジナル新品種米「風さやか」を使った。エーコープマーク品を使用したドレッシングと季節のサラダも作り、参加者全員で試食した。参加者は「微細米粉を使って作るとあっさりしていておいしい」「普段なかなか作れない料理も、微細米粉を使えば作れそう」などと笑顔で話した。
講習会終了後には生活指導担当者が、米粉の調理特性について説明。また、米粉は地産地消でき、普及を図ることで、食料自給率向上や耕作放棄地の解消へつながるなど米粉の持つ可能性を話した。