長野県のJA塩尻市は、管内の親子を対象に毎年開いている食農教育「あぐりっこ倶楽部」の第1回目講座として、市内の水田で田植えをした。今後は、かかし作りや水田の観察、稲刈り、はぜ掛けなどの作業を体験し、年末に餅つきをして味わう予定だ。 1回目講座には8家族の27人が参加。水田を提供した野村篤さんから植え方を教わり、はだしで田に入って田植えをした。参加者は作業するうちに「腰が痛い」「疲れた」などと声を上げ、昔の農作業の過酷さを実感していた。