JA中野市は、アップルシティーなかので、合併50周年記念式典を行った。同JAは1964年4月、市内の9JAが合併して誕生した。以来、5年ごとに合併式典を開いてきた。今回の式典には行政やJA関係者、組合員農家ら約220人が出席し、農業、JA功労者を表彰した。
生産部会長経験者35人を表彰し、続いて、JA常勤役員やJA役員、三期以上の総代、農家組合長会会長、青年部委員長、女性部部長、年金友の会会長、共済事業の億友会会長の各経験者、182人に感謝状を贈った。
式典でJAの阿藤博文組合長は「先人が築き上げた50年の足跡を忘れることなく、安心して暮らせる豊かな地域づくりに貢献できる『中野市農業協同組合』であり続けるため、組合員、利用者に愛され、信頼していただける事業運営に努める」とあいさつした。
受賞者を代表して、元えのき茸(たけ)部会長の長島政弘さんが「農業の環境は大きく変化しようとしているが、行政やJAと力を合わせてこの難局を乗り越え、新たな50年に向かって未来ある農業を築きたい」と謝辞を述べた。
式典後、「心と体の健康法―あきらめない なげださない生き方」と題して、諏訪中央病院名誉院長の鎌田實氏による記念講演を行った。