JA松本ハイランドくらしの専門委員会は、今年3月の改選後、初めて全体研修会を開き各支所の委員と暮らしに関わる提案を行う職員「ふれあい相談員」ら101人が参加。エーコープ茶を製造している静岡県のハラダ製茶(株)向谷向上と刈り取り間近の牧之原台地の茶畑を視察した。
これは、同JAが毎年取り組んでいる「エーコープ新茶愛飲運動」にあわせて開いたもの。改選したばかりの同委員がJAで取り扱う商品の製造現場を見ることで、自分自身が安心してJA商品を利用でき、地域で自信を持って勧めてもらおうとともに、視察を通じて委員同士の親睦を深めて活動を活発にすることが狙いだ。
参加した委員は「安全・安心な商品づくりに取り組むJAの姿勢を感じることができた」「広大な新緑の茶畑を見ることができて感動した」などと話した。
くらしの専門委員は、JAで推奨する商品を地域に情報発信するとともに、実際に自分で利用してみた商品の感想や組合員からの意見をJAにつなぐ活動を展開している。今回の研修会で「地域の中で自分たちが中心になって活動できることを考えたい」といった声もあり、今後の活発な活動が期待される。