JA松本ハイランドくらしの専門委員会は、本所くらしの専門委員会を松本市南松本の同JAグリンパルで開いた。各支所のくらしの専門委員長や女性部役員ら30人が出席した。
農家組合や女性部、生活指導普及員らと連携して活動することを確認し、2014年度の活動計画について協議した。全体研修会を15日に開くことなどを決めた。
また、委員長に和田地区の宮下啓子さん、副委員長に朝日地区の筒井貞子さんを選んだ。各支所の委員会は、既に3月に改選し、新たな体制で活動を始めている。
JAの伊藤茂組合長は「くらしに関わる組合員の要望をJAにつなげ、商品研修などを通じて集落に情報を伝えるパイプ役として活躍してほしい」と期待を伝えた。宮下委員長は「JA事業についてしっかり勉強し、地域の中で積極的に商品広報をしたい」と決意していた。
会議後は、JAが扱う宅配事業やエーコープマーク品の研修会を行った。添加物を抑えた安全で安心して使える商品などについて理解を深めた。
同委員会は、くらしに関わる組合員の意思をJA事業に反映させ、農家や組合員の生活を豊かにするため生活専門委員会として設立し、今年で23年目を迎える。当初はほとんどが男性で構成していたが、より暮らしに密着した意見を反映させるため、現在は、実際に事業を利用する女性を主体に構成している。