JA木曽と木曽農業改良普及センター、木曽郡の各町村などからなる、木曽地域就農促進プロジェクト推進協議会は、木曽町で農業入門講座の開講式を行った。郡内から23人が出席した。12月まで座学や畑で実際に栽培体験をする。JA木曽と普及センターの職員が連携して、指導や相談に当たる。
同講座は木曽地域で農業に興味をもつ未経験者や、自家消費用に野菜や花を作っていて技術的に学びたい人を対象に昨年から始めた。20〜70代の31人が申し込んだ。
収穫物を直売所で販売し現金収入を得ることができる水準を目標に学習する。
JA農業生活部の清水秀明部長は「農業を始めたい人の足掛かりとなるよう手伝いたい」としている。