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大豆、ソバ振興へ、機械利用を説明 | 県内JAの話題 | JA長野県グループ「農」のポータルサイト いいJAん!信州

作成者: Admin|Mar 24, 2014 3:00:00 PM
大豆・そば栽培及び機械利用説明会の参加者

飯田市農業振興センターは、同市のJAみなみ信州で大豆とソバの栽培と機械利用説明会を行った。生産者ら約60人が参加。栽培技術、機械利用方法、注意点などを周知した。
同センターは、2007年から、遊休農地の有効利用を目的として大豆、ソバ栽培を推奨してきた。コンバインと種まき機の利用事業も行い、機械作業は同JAが行っている。飯田下伊那の生産者は年々増えており、13年に機械を利用した人は、大豆、ソバそれぞれ60人。機械利用での作付は大豆約10ヘクタール、ソバが約15ヘクタールだった。
同センターによると、大豆は市内の旭松食品(株)が買い取り、生産者の手取り向上、遊休農地の減少にも役立っているという。課題は収穫作業の時期が集中し、オペレーターのスケジュール調整が困難になっていることや、ソバの売り先確保だ。
同センターの吉沢尚広担当は「コンバイン1台だけでは限界がある。今後は機械の更新などを検討していく必要がある」と話していた。