県内JAの話題

気持ち一つに、地域農業振興 | 県内JAの話題 | JA長野県グループ「農」のポータルサイト いいJAん!信州

作成者: Admin|Mar 6, 2014 3:00:00 PM
表彰を受ける対象者

JA塩尻市は2014年度の年度初め式を行った。役職員176人が出席し、地域農業の振興と心豊かな地域づくりを目指す経営理念をあらためて確認。新年度の活動に気持ちを一つにした。また、13年度に積極的な協同活動を行った支所と個人を表彰し、JAの役割発揮に向けた職員の意欲向上を図った。
年度初め式で、JAの西村泰博理事長は出席した職員に対し、今年度事業計画を全員が共有して目標を達成するよう求め、「活気のある明るい職場をつくり、客がもう一度行きたくなるJAになるように」と呼び掛けた。
積極的な協同活動を行った支所と個人を対象とする13年度表彰は、支所管内の遊休農地対策として大豆の作付けを推進し、近隣の保育園と協力してみそ造りを通じた食農教育をした活動などを表彰。表彰を受けた田辺一雄考査役は「取り組みを通じて支所に足を運んでくれる人が増えてきた。これからも継続したい」と話した。
式ではJAグループを中心とするコンサルティングを行う「ブレーンバンク」の村上康人代表が講演。地域に求められるJAのあり方して、「農家の選択肢は価格ばかりでなく、人間力、ひとの強み」「JAグループに生きるのでなく地域・社会のために生きる」などと指摘。地域社会と共生したブランド戦略について、職員らは共感しながら熱心に聞き入っていた。