県内JAの話題

次世代向け女性大学開講、「仲間と知識高めたい」 | 県内JAの話題 | JA長野県グループ「農」のポータルサイト いいJAん!信州

作成者: Admin|Feb 4, 2014 3:00:00 PM
9期生を激励する井出副組合長

JA佐久浅間はこのほど、佐久市猿久保のJA本所で管内の子育て世代向け講座「女性大学」を開講した。第9期の受講生は32人。講義は12月まで全14回。料理実習や食の安全学習、子育て講話の他、読み聞かせや健康体操、ヨガなど多彩なカリキュラムで構成する。単位時間数は1年間で36時間。25時間以上の受講者に卒業証書が贈られ、20時間以上は修了証書が与えられる。
あいさつで学長の井出健副組合長が「地域を支える女性の視点がJAにとって重要だ。将来の担い手として学びを深め、より素敵な女性を目指し1年後お会いしましょう」と激励。受講生を代表して佐久市の森泉こずえさんが「今しかできない学びを充実させ、仲間と互いに知識を高めたい」と述べた。
女性大学は2003年に始まった。次世代の女性後継者の育成や仲間づくり、JAのファンづくりを木亭に開講。営農、生活設計、衣食住、健康福祉、文化、教養など幅広い分野を1年間にわたって学ぶ。
初回は、JA生活部の鷹野茂部長がJAの役割と事業を分かりやすく話した。また、JA長野厚生連佐久総合病院の茂原徹也健康運動指導士が「毎日できる健康体操」と題し講演。運動器症候群といわれるロコモティブ・シンドロームの予防運動を紹介した。茂原さんは「骨や筋肉、関節の機能は40代から衰えてくるといわれている」と話し、血行体操や椅子を使った筋力向上体操などを伝えた。
受講生は「参加して良かった。カリキュラムは興味ある話題が多く、楽しく学べそう」と笑顔で話していた。
次回は14日、料理研究家の清水信子さんを講師に公開講座を開く。JA健康づくり講演会「家族の健康は毎日の食卓から」と題し講演する。問い合わせはJA生活部企画指導課、(電)0267(68)1115。