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童話をモチーフに巨大カステラ完成、地域住民と初の交流 | 県内JAの話題 | JA長野県グループ「農」のポータルサイト いいJAん!信州

作成者: Admin|Jan 31, 2014 3:00:00 PM
特注の巨大フライパンを使ってカステラを焼き上がる

JA松本ハイランド若妻大学OB会「百母来里の会(ももくりのかい)」は1月26日、JA神林支所で、童話「ぐりとぐら」をモチーフにした、直径90センチの巨大カステラ作りを行い、OB会員をはじめ、現役若妻大学生や女性部、地域住民の親子ら40人が参加した。JA組織や地域住民と交流する「横串の刺さった」イベントを開くのは初めてだ。
この巨大カステラ作りは、神林地区のOB会員で組織する食育グループ「にこにこフライパン」が、JAや地域のイベントで食育講座として行っているもので、地域交流活動の一環として今回の企画に協力した。
巨大カステラは、フライパンで作る通常のカステラの50倍。地元産の卵150個と牛乳3リットル、エーコープマーク品の「むしパンミックス」と砂糖だけで作る。バターなどを入れていないため、昔懐かしい味わいで、ふわふわの食感は子どもたちに大人気だ。
参加者が協力して生地を作り、特注のフライパンに流し入れ、1時間で焼き上げた。焼き上がるまで、「ぐりとぐら」の読み聞かせを行った。子どもたちは待ち時間で、より一層期待を膨らませていた。
野村里美会長は「活動を通じて地域の人たちと交流する機会を設けたら、こんなに多くの人が集まってくれて本当にうれしい。JAのよさ、OB会の楽しさをPRしながら、今後も仲間づくりの輪を広げながら、生活にも役だつ活動を展開していきたい」と話した。
同会は、管内の若い既婚女性を対象に教養を高める機会を設け、豊かな明るい家庭づくりを目指して1972年に開講した「若妻大学」の卒業生で構成している。
メンバーは現在750人を超え、地域のリーダーとして活躍、JAの女性理事も輩出している。