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極小ブナシメジ商品化、農事組合3法人が共同開発。「森のちびっこパリパリーノ」 | 県内JAの話題 | JA長野県グループ「農」のポータルサイト いいJAん!信州

作成者: Admin|Feb 21, 2014 3:00:00 PM
パリパリーノをPRする福原会長

駒ヶ根市でブナシメジなどを生産する農事組合法人アグリコは、中川村の農事組合法人三幸と農事組合法人アルプス三和と共同で、カットブナシメジを製造する際に出る極小サイズのきのこを乾燥させた新商品「森のちびっこパリパリーノ」を開発した。アグリコ代表理事会長の福原俊秀さんは「食感とヘルシーさ、味の良さが売り。たくさんの人に食べてほしい」と呼び掛ける。
アグリコでは、カットブナシメジをかさの大きさによって大・レギュラー・ミニに選別しているが、直径7ミリ以下のミニサイズは、生鮮品のままでは日持ちが悪く販売が難しかった。
「パリパリーノ」は、このミニサイズのブナシメジを90度以上の温度で6時間から9時間乾燥させ、アルミ袋で密閉することで1年間の保存が可能になった。13キロのミニサイズのブナシメジから1キロの「パリパリーノ」が製造される。
着色料や調味料は一切使用していないため、素材本来の味わいが楽しめる。そのまま食べるのはもちろん、塩さんしょうを加えるとさらにうま味が増す。
また、炊き込みご飯やお好み焼き、あんかけの具として料理にも利用できる。子どものおやつから大人のおつまみとしても合うため、パッケージを2種類用意しPRしている。3月1日からJA上伊那の直売所ファーマーズあじ〜ななどで販売する。1袋20グラム入り280円。