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直売売り上げ向上を、講習会でこつ伝授 | 県内JAの話題 | JA長野県グループ「農」のポータルサイト いいJAん!信州

作成者: Admin|Jan 28, 2014 3:00:00 PM
講義を行う大池さん

JAみなみ信州農畜産物直売所連絡協議会はこのほど、飯田市鼎東鼎のJA営農部で、会員約130人が集まり、冬季講習会を開いた。
関島紀作会長は「講習会を参考にして、直売での売り上げアップのこつを学んでもらい、季節ごとにメーンとなるような、新しい作物の開拓にチャレンジしてほしい」とあいさつした。農山漁村文化協会関東甲信越支部の大池俊二支部長が講師を務め、「あっちこっちの直売所名人から聞いたちょっといい話」と題した講習会を行った。
直売所名人がこだわるポイントは、出す時期、品種選び、売り方・アピール方法の三つで、エダマメの遅出しやトウモロコシの早出しの裏技、品種選び、買い物客においしい食べ方を提案することなど、実際に行われていることや新しい品種が紹介された。
大池さんは「ちょっとしたことで売り上げがアップするので実践してほしい。逆転の発想で、直売所でしか売れない品種を探すことも面白い」と話していた。
その他、飯田税務署の担当者が、記帳・帳簿などの保存について、JA営農部の担当者が簿記についての講義を行い、参加者は生産以外の事務についても学んだ。