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レンギョウ出荷開始、花色良好、8万本見込む | 県内JAの話題 | JA長野県グループ「農」のポータルサイト いいJAん!信州

作成者: Admin|Jan 13, 2014 3:00:00 PM
開花状態を確認する担当者

JA佐久浅間花木専門部は、「レンギョウ」の出荷を、佐久穂町のJA海瀬花木温室で始めた。今年度は2月上旬まで出荷し、関東、関西、中京方面の市場へ8万本を出荷する計画だ。
レンギョウは早春を彩る花木として需要がある。主力のジャイアントレンギョウは濃黄色の花を枝いっぱいに咲かせることから、生け花やフラワーアレンジメント用などに人気が高い。
部会員が露地栽培した枝を同施設に持ち込み、温度や水分、湿度を調整する「ふかし」技術で約15日間かけて開花させる。花は長さ約120センチにそろえ、階級別に6分咲き状態で市場に出荷する。
同JAみなみ中部営農センターによると、枝の刈り取り適期は厳しい寒さに当たった休眠期。ストレスがない状態から目覚めた花は色が鮮明に出るという。担当する笹井貴史営農技術員は「枝物にとって寒さは重要。今年は、しみが強く花色が良好」と話している。
同JAは20日午前9時から、同施設前でレンギョウを特価で販売する直売会を開く。
問い合わせは同センター、(電)0267(86)3371。