JA上伊那は、伊那市の本所で資産運用セミナーを開き、組合員や職員ら約20人が参加した。農林中金全共連アセットマネジメント(株)の運用担当者が、昨年からの株高や円安の要因、当面の見通しなどを説明した。
経済状態を正しく把握して資産運用を考えてもらおうと開いたもの。今年で10回目。
講師の石丸伸一郎さんは「投資するには、資金余力をもって行うこと、株価の動きを過信しないこと、運用が良いときほど慎重に行うことの三つが大切」と説明した。
また、今月末に終わる、株や投資信託などの軽減税率に代わり、2014年1月から始まる少額投資非課税制度(NISA)の有効活用方法や、東京オリンピックに向けて注目のJ-REITの魅力についても解説。参加者は熱心に聞いていた。