JA信州うえだ管内では、今年とれたてのソバの収穫を祝う「新そば祭り」が各地で開かれた。
上田市真田町で開かれた「第19回真田の里新そばまつり」は、まつり終了後も期間限定で真田地域内のそば店で、そば1人前と引き換えができるチケットを購入できることもあって人気を得ている。また、同JA真田支所と真田営農センターが、まつりに使用する新そばを提供するなどして協力。地元産の手打ち新そばの販売をはじめ、昔ながらの機械を使ったそばの実の脱穀実演などが催され、家族連れでにぎわった。
上田市室賀の室賀温泉ささらの湯構内では「第16回室賀ふれあい新そば祭」が開かれた。同地区では、地域興しの一環としてソバを栽培。会場では特別価格での新そばの販売などを実施した他、同JA女性部室賀支部によるバザーやそばすいとんの提供、鳥獣害対策により駆除した鹿肉の空揚げの試食提供などが好評だった。