JA信州うえだの子会社である(有)信州うえだファームはこのほど2日間、上田市立塩田中学校2年生7人の農業体験を受け入れた。
この取り組みは、同中学校の職業体験学習の一環で、農業に興味がある生徒を対象に毎年受け入れているもの。
1日目は、同社が管理するリンゴやブドウ、パプリカの収穫や選別、パック詰めなどの作業を行った。2日目は、同市中野のA・コープコアしおだ店で、前日に収穫した果実や野菜の販売を体験。また、同社が経営する塩田東山観光農園が管理するイチゴの植え付け作業も行った。
初めて農作業を体験した生徒たちは、慣れない作業に苦戦しながら、一生懸命取り組んでいた。販売体験では、大きな声を出しながら丁寧に接客。店頭に並んでいた果実や野菜はすぐに完売した。「今回の体験を通して、より一層農業に対する関心が生まれた」と笑顔で話した。