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町を花でいっぱいに、希望者が栽培、増えたら返す | 県内JAの話題 | JA長野県グループ「農」のポータルサイト いいJAん!信州

作成者: Admin|Nov 12, 2013 3:00:00 PM
球根を手にPRする斉藤さん

町を花でいっぱいに―。長野県飯島町の住民や企業、JAなどでつくる「わが町は花で美しく推進機構」が、スイセンの球根を貸し出す「球根バンクiijima(いいじま)」を設立した。県の補助事業による支援金を活用して球根を購入し無料で貸し出す。借りた人は花を育てて球根を増やし、借りた分をバンクに返済。バンクはそれを新たな希望者に貸し出す仕組みだ。
希望者はバンクから約45球の球根を無料で借り、庭や土手などに植えて花を咲かせながら分球して球根を増やす。球根が増えれば、借りた分をバンクへ返済する。バンクはそれらを新たな希望者に配って循環を繰り返し、町内を花でいっぱいにする考えだ。
16日には、参加者に土の作り方や育て方のこつを伝授する講習会を開く予定で、講習会後に球根を配って活動をスタートさせる。
同バンク事務局は、すでに参加を希望する人から、申し込みを受けているという。
担当する斉藤修司さんは「長く活動を続け、どんどん増えてほしい」と話している。