伊那市西箕輪の羽広農業公園みはらしファームで27日、第2回信州伊那新そば祭りが開かれた。信州そば発祥の地である伊那市のそばを多くの人に食べてもらおうと開かれ、家族連れや観光客など県内外からたくさんの人が訪れにぎわった。
祭りでは、打ちたての「せいろそば」「かけそば」「行者そば」を販売した他、そば打ちの披露、十割そば、二八そば、五割そばの3種類を食べ比べて種類を当てるソバリエ(利きそば)コンテストなどが行われた。そば打ちの披露では、アマチュアそば打ち世界大会歴代チャンピオンの井口雅文さん(59)が粉からそばを打ち上げ、訪れた人は井口さんの見事な腕に見入り、拍手を送っていた。その後チャンピオンの打ったそばを賭けて○×クイズが行われ、勝ち抜いた人たちは打ちたてを味わっていた。