諏訪地方事務所、JA信州諏訪などでつくる諏訪畜産振興協議会はこのほど、牛乳の消費拡大に向けて諏訪市の湖畔公園にある足湯で、観光客らに牛乳を無料配布するイベントを行った。県地産地消推進キャラクターの「旬ちゃん」や牛形のマスコット人形が応援に駈け付け、牛乳のおいしさや栄養価の高さをPRした。
飼料や燃油、資材などの価格が高騰する中、安全・安心な畜産物を食卓へ届けるために日々努力している畜産農家を応援するために毎年開いているイベント。
諏訪湖畔を散歩中の人や足湯の利用者に、「牛乳の国産自給率はどれくらい?「牛乳をどれくらい飲む?」など五つの項目をアンケート。回答してくれた先着200人に瓶入り牛乳(200ミリリットル)を振る舞った。
牛乳の国内自給率は100%だがそれを知らない人もいた。JA畜産課の小林昇課長は「飲用牛乳は全て国産だということから知ってもらいたい。栄養価の高さをPRし、消費拡大につなげたい」と話した。