JA信州諏訪はこのほど、農業体験教室「親子チャレンジファーマー」の特別教室として、南牧村にあるJA全農長野八ヶ岳牧場ふれあいファームを目指し、バスハイクを行った。9組29人の親子が参加し、牛の搾乳体験や餌やり、手作りバターの試食などを行った。
ファーマーは4月から毎月1回開き、原村の畑で野菜や花を栽培しているが、講座に酪農体験を加えることでさまざまな種類がある農業への理解を一層深めてもらうのが狙いだ。
参加者は2グループに分かれて、インストラクターの案内で牧場を回った。搾乳体験は間近で見る牛の大きさに驚きながらも、牛の温もりを肌で感じていた。バター作り体験では、牛乳をペットボトルに入れ、10分ほど振り続けてバターを完成させた。食パンに塗って試食した子どもらは「おいしい」と満足していた。