神奈川県のJAセレサ川崎の農産物直売所・ファーマーズマーケット「セレサモス」は24、25の両日、「JA長野八ヶ岳川上村高原野菜フェア」を開いた＝写真。用意した野菜は、両日とも昼には完売となる盛況ぶりだった。
同イベントは、JAセレサ川崎指導相談部都市農業振興課の田中純也さん（25）と川上村役場総務課の鷹野史弥さん（24）が大学時代の同期だったことから実現。JA長野八ヶ岳が、レタスやブロッコリー、カリフラワー、サニーレタス、ズッキーニなどを出荷、いずれも特価で販売した。
川崎市は都市型農業で地産地消を展開している。一方、JAセレサ川崎は旬の農畜産物を、県内外の提携JAなどから仕入れて販売し、産地をPRしている。
JA長野八ヶ岳との取引は、初めてだったが、関係者は「連日予想を超える盛況で、来年も企画したい」という。
川上村には、川崎市に隣接する町田市や三鷹市などの保養施設があり「川上村ののぼりを見て立ち寄った」という人も多かった。