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「よい食の会」発足 | 県内JAの話題 | JA長野県グループ「農」のポータルサイト いいJAん!信州

作成者: Admin|Jun 10, 2013 3:00:00 PM
かしわ餅を作る参加者

JAみなみ信州女性部阿南支部は、今年度新たに目的別グループ、「よい食の会」を会員24人で立ち上げた。地元食材を使った料理や食品加工など、安全・安心な食、手作りの大切さを学び合おうというもの。
同グループは、同JA阿南支所で、21人が参加し、同支所の松浦加代子担当が講師を務め、生活雑誌「家の光」の付録を活用したかしわ餅作りを行った。
あんこは地元の小豆を原料にした手作りのもの、生地はエーコープの上新粉を使用した。カシワの葉は、会員が自宅に自生するカシワの木から採取し、持ち寄った。
生地の中に砂糖と水溶きかたくり粉を入れること、分量を正確に計ること、生地だけを蒸すこと、滑らかになるまで根気よく練ることなど、柔らかい生地を作るこつを学んだ。
同グループの島津加恵子代表は「家族が安心して食べられるものを手作りしたいという、多くの部員の声が集まり、念願のよい食の会を発足することができた。JAは、私たちの願いをかなえるためのよりどころ」と話した。同支部には同グループの発足を機に、3人の新規加入があった。
調理後に行われた話し合いで、毎月1回をめどに、旬の食材を使ったさまざまな食品加工や料理を学ぶことが決まった。