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ブロッコリー、氷詰めで出荷 | 県内JAの話題 | JA長野県グループ「農」のポータルサイト いいJAん!信州

作成者: Admin|May 31, 2013 3:00:00 PM
ブロッコリーの出荷が始まった伊那広域野菜選荷場

南箕輪村のJA上伊那伊那広域野菜選荷場で、春作ブロッコリーの出荷が始まった。ブロッコリーは同JAの主力品目。選荷場には生産者が主要等級のLサイズ(花らいの直径が13センチ)を中心に発泡スチロール箱に詰めて持ち込んでいる。鮮度保持のため箱には氷を詰めて出荷する。ピークは6月中旬で1日5000〜6000ケース(1ケース4キロ)の出荷になる。
今年は定植期の低温の影響で1週間から10日ほど生育が遅れている。4月に県内を襲った凍霜害の影響で生育のばらつきが見られる畑もある。同JA営農部では「出荷時期の遅れが予想されるものの収量に影響はない」と見込んでいる。
また、同JAでは本格的な出荷が始まる前の5月17〜24日に、管内の5会場で出荷会議を開き、選別基準などを再確認。営農指導員が切り口から花らいまでの長さを14センチに切りそろえることや、朝収穫を基本として品質保持に努めることなどを生産者に呼び掛けた。
同JAでは今年およそ19万ケースの出荷を計画しており、約3億2000万円の販売を目指す。