JA松本ハイランド女性部筑北支部は、麻績村のA・コープおみ店に、数年間放置されていた花壇などへ花を植える活動をした。同店は同JAと全農長野の共同経営。花壇は以前、にぎやかに彩られていたが、いつの間にか誰も気にも留めないスペースになっていた。「地元の店を自分たちの力で活性化させよう」と、部員の中から声が上がり実行した。
作業には部員8人が参加。花壇の草を刈り、小型管理機で畑を耕し、肥料を入れて整備した。部員が自宅から持ち寄った、ユリやシュウメイギクなどとともに、サルビアやマリーゴールドなど、300本を超える花苗を用意した。また、来年以降も活動を続けられるよう、毎年咲くスイセンの球根も植えた。
同支部の橋本祥子支部長は「地元の店に活気を出して、これからも営業が継続できるようにしなければ、将来、自分たちが困ってしまう。多くの人が店を利用するきっかけになればうれしい」と話した。筑北村のA・コープ聖南店でも行う予定。