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代かき指導、児童ら足踏み | 県内JAの話題 | JA長野県グループ「農」のポータルサイト いいJAん!信州

作成者: Admin|May 30, 2013 3:00:00 PM
泥を踏んで平らな水田を目指す児童

JA信州諏訪は、岡谷市の田中小学校5年生2クラスを対象に取り組む米作り体験の第2回を、同校グラウンド脇の水田で行った。次世代の担い手づくりに向けた食農教育活動の一環。前回耕した水田に水を張り、泥を足で踏みながら代かきを体験した。児童らは、ぬかるんだ泥の中に入って懸命に足踏みし、稲が育ちやすい環境を整えた。
水田には水を張ったためアメンボやカエルの卵など多くの生き物が集まった。児童らはそれらを観察しながら土や草を踏み、平らな水田を目指し汗を流した。
栽培を指導するJAの平林正一担当は「水を入れて代かきをすると、土が熱を吸収してどんどん温かくなり、稲が育つのに最適な状態になる」と説明。代かき終盤になると、児童らは「温かくなってきた」「気持ちいい」などと口々に話した。