JAながの生産部会が、長野市中御所のJA本所で開かれ、リンゴ、桃、アスパラガス、ジュース用トマトなど13部会の役員や部会員ら70人が集まった。2012年度の販売経過を報告、13年度の販売目標を確認した。
昨年の気象はめまぐるしく変化し、生産者は農作物の管理に苦労が多かった。1〜3月は低温と豪雪で作物全般の生育が遅れた。5、6月には気象影響が少なくおおむね例年通りに回復。しかし梅雨の時期には降雨が少ない上、9月半ばまで猛暑が続き、果樹には着色遅れや小玉などの影響が多く出た。
野菜は全国的に出荷量が昨年を大きく上回り、価格は平均を下回って厳しい1年となった。
13年の販売計画ではリンゴが23億8000万円、野菜が5億4000万円、米穀が6億8300万円の目標が承認された。
総会後にはJA長野中央会農政対策課の中塚徹課長を講師に招き、環太平洋連携協定(TPP)をめぐる情勢について学んだ。