JAながのは23日、第22回通常総代会を長野市若里の県民文化会館で開いた。総代761人のうち書面議決による総代を含め732人が出席した。
同JAの豊田実組合長は、TPPに対しては引き続き反対運動に対する協力を呼び掛けた後、「合併以来年々減少していた販売高が、果樹・米の増加を要因として前年を上回る結果となった。新たに迎える2013年度はJAながの第3期長期構想・前期計画のスタートの年。未来に向い地域とJAのあるべき姿を創造し『農をつくる』『くらしをつくる』『JAをつくる』『共感をつくる』を4本柱として計画を策定し、組合員並びに利用者の負託に応え、経営体として、バランスの取れた事業運営を行っていく」とあいさつをした。
議事では、第3期長期構想・前期計画の樹立・実践についてなど、5議案が原案通り可決、承認された。また、「TPP断固反対に関する特別決議」が提案され満場一致で可決し、県民の「いのち」と「くらし」を守るため、TPP断固反対運動をしていくとした。